吉本興業芸人 個人事務所はどこで誰が設立?メリットは節税?

2019年10月23日、吉本興業所属の芸人であるチュートリアル徳井義実さんの所得隠しが話題となっています。
この記事では吉本興業芸人の個人事務所に関して焦点を絞って解説していきます。
- 吉本興業芸人の個人事務所とは?
- 吉本興業芸人の個人事務所はどこで誰が設立している?
- 吉本興業芸人の個人事務所設立のメリットは?
など気になる情報をまとめました。
目次
吉本興業芸人の個人事務所とは?
今回、チュートリアル徳井義実さんの個人事務所の所得隠しが明らかになりました。
報道の内容がこちらです。
お笑いコンビ 「チュートリアル」の徳井義実(44)さんが設立した会社が、東京国税局から2018年までの7年間で約1億2000万円の所得隠しと申告漏れを指摘されていたことがFNNの取材でわかった。
関係者によると 徳井さんは、所属する吉本興業から支払われるテレビやラジオの出演料などを本人が個人として設立した「株式会社チューリップ」を通して受け取っていたが、2012年から2015年までの4年間で個人的な旅行や洋服代、アクセサリー代などを会社の経費として計上していた。東京国税局はこれを経費として認めず、約2000万円の所得隠しを指摘した。 また、2016年から2018年までの3年間は収入を全く申告しておらず、徳井さんに対し約1億円の申告漏れを指摘した。重加算税等を含めた追徴税額はあわせて約3400万円にのぼるとみられる。 徳井さんはすでに納税と修正申告を済ませている。
関係者は今回のケースについて「納税意識が欠如していると言わざるを得ない」と厳しい見方を示している。
上記の問題が原因で進退までもが問われている徳井義実さん。
今回の騒動の問題点を簡潔にまとめました。
- 「チュートリアル」徳井義実さんの会社に所得隠し指摘
- 所得隠しと申告漏れあわせて約1億2000万円
- 個人的な旅行や洋服代アクセサリー代などを会社の経費に
徳井義実さんは税金対策のために株式会社チューリップという個人事務所を設立。
個人的に使っていたお金を経費として計上していたものの、これらが経費と認められなかったとのことで問題が明るみになりました。
吉本興業芸人の個人事務所はどこで誰が設立している?
つい最近、吉本興業のギャラ問題が話題になりましたよね。
吉本興業の芸人の中には徳井さんのように個人事務所を設立して税金対策を行っている芸人が多くいると言われています。
主な芸人を挙げてみました。
明石家さんま オフィス事務所
記憶に新しい宮迫さんの闇営業騒動の際に改めて注目を浴びた明石家さんまさんの個人事務所。
会社名は「オフィス事務所」です。
個人事務所とはいえオフィス事務所には所属タレントもいます。
- ラサール石井さん
- 松尾伴内さん
- 村上ジョージさん
明石家さんまさんも節税目的でオフィス事務所を構えたと言われています。
加藤浩次 有限会社加藤タクシー
お笑い芸人の加藤浩次さんも個人事務所を設立したことが話題になっています。
加藤浩次さんと言えば、吉本興業の闇営業問題をきっかけに「吉本辞める」発言などで注目を浴びましたよね。
ついに2019年10月、個人事務所を設立しました。
所属していた吉本興業と有限会社加藤タクシーの間でエージェント契約を結ぶことで落ち着きました。
横澤夏子 ※会社名不明
2019年10月24日放送のバイキングで横澤夏子さんの個人事務所設立が明るみになりました。
視界の坂上忍さんに、「横澤も今年、会社を設立したみたいで」と暴露されていましたね。
こちらも節税対策と言われています。
吉本興業芸人の個人事務所設立のメリットは?
吉本興業芸人が個人事務所を設立するメリットは何なのでしょうか。
やはり節税ができるというのが大きな理由です。
現在の日本の所得税の税率は最大45%、一方、法人税の税率は約半分の23.2%となっています。
タレントやスポーツ選手らは個人事業主として受け取った出演料などを確定申告するより、自分の会社の収入にして会社から給与として受け取った方が税制上のメリットがあると言われています。
このこと自体は問題ではないのですが、今回の徳井義実さんのケースでは会社から法人税の申告はされておらず、一部を個人の旅行代金などに経費として計上していたことが問題視されています。
また指摘された1億2000万円の所得隠しと無申告疑惑も浮上しています。
7年間に渡っていて、納税の義務を果たさず、納税を軽視したことが今回の問題につながっています。
吉本興業芸人 個人事務所はどこで誰が設立?まとめ
今回の徳井義実さんの所得隠し騒動も長引きそうです。
とはいえ節税対策で個人事務所を設立すること自体は悪いことではないですし、今回ばかりは徳井さんのツメが甘かったと言わざるを得ないですね。